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ターミナルの話

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この機体に限らず、
毎回苦労するのがターミナル。
そう、スピーカーコードとの結線端子です。

ターミナルの取付位置を初期から設計に組み込んでいないことが原因です。
皆さんはちゃんと考えて設計されてますか?

ブックシェルフ型だったら、裏板一択なのですが、
素直な形のスピーカーでないとこのセオリーが使えません。

今回はややこしい機体だと事前に分かっていたのに、
ターミナルのことは考えてませんでした。
バックロードホーンのスロート面積の関係でやたら薄い躯体だと分かってから、
「後ろにつけるとひっくり返るなあ」
呑気にそれから考え始めました。

そこまで設計が進んでいると、
もうすでにターミナルのいい場所がない。
前後には付けられないので左右か?
カッコ悪すぎだろ。
上面という手もあるけど、
ダブルバスレフに発展させたら、
第二気室内に埋もれてしまう。

で、苦し紛れに下に設置。
下って、下の方じゃないよ。
底面に直接ターミナルが付いているのです。
これ、新しいな。

だから、本体単体では自立できず、
バックロード延長パーツをSPスタンドのように使わないと置けません。

で、実際は度重なるホーン延長で4ピースになってしまいました。
途中で4つは多すぎだなと
第3気道と第4気道パーツを接着したので、
現在3ピース構造。

ダブルバスレフも真っ青のターミナルが埋もれた状態。

仕方がないので、
2ピース目に切り欠きを入れてアクセスできるように、
3ピース目で側板にも穴を開けてアクセスできるように。
何と、側面の板2枚をブチ抜かないとアクセスできない!
責任者、出てこい!

しかも、
本来のターミナルをコイル接続に使ってしまったので追加のターミナルが必要となりました。
ますます意味ねーっ!
スペースがあまりにないので、
ブラケットで新ターミナルを中空に固定します。

図のようなブラケットを作成して、
なんとか固定できました。
こんな時に限ってロングタイプのターミナルしか手元になく、
保護カバーが長い!

フルレンジでターミナル2つは、これまた新しいな。
初めて見たよ。
まあ、刺すターミナルでコイルの有無を選択できるけど、あまり意味はないかな。

内部にアクセスさえできれば、
ユニットとターミナルの間にコイルを接続できるから、ターミナル一個で済んだのに!
くそーっ!

こんなにややこしい事になるとは思ってもいなかったよ。
次こそは、ちゃんと図面ができてから作り始めよう。
そもそもユニットを外せないスピーカーを作っちゃダメだな(反省)


PS ユニット本体の端子位置すら把握せずに設計していたので、
実はバッフルをザクって配線を通していたナイショだ。
「無計画、ダメ、ぜったい!」

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