スピ再技研オフ会8発目
8発目はおおさわさん、
テレスコシリーズ「対称スリットバスレフ テレスコ3号機改変型」
通称「テレスコ3改」
バッフルは15㎜厚赤松集成材のボックス形状です。
3wayスリットバスレフ型になります。
ユニットはフロントAKDK電子の8cm F77G98-6を4発。
リアは10cmウーハー。
そして謎のコーン型ツイーターがぶら下がっています。
入れ子構造の二つの箱をスライドさせて容量を可変できます。
実は可変がミソではなく、
スライドさせた時にできる隙間でバスレフ動作をさせるところがキモです。
今回のスリット幅は5mmだそうです。
近くで聴いても、これだけ狭いスリットなのに吸気音は聞こえません。
末端が急に開放されていないからでしょうか。
ここまで狭くできることに驚きます。
ライブの音場感も良く、
音の立ち上がりにパンチがあります。
全体としてはやはりマルチっぽいつややかさがあり、
非常に聴きやすいと感じました。
「下品な低音」との評価もあるようですが、
なかなかどうして、
ウッドベースは低音のブルブル感もよく出ており、
歪みのない低音は量感と歯切れを両立しています。
おおさわさんの作品はいつも低音音階の分離に優れているように感じます。
この効果が、スリットバスレフによるものなのかどうか、
同設計のバスレフで誰か検証してほしいものです。
私の中では今オフ会でNo.1でした。
追記: 低音が下品という表現は、最高に低音が再生できているという最高の賛辞である(消息筋情報)
(今レポートは私ケイの主観に基づいたもので、単なる忘備録です。間違い等ご指摘いただけると助かります。また、特定の個人や団体を非難するものではありませんが、ご不快になる方がいましたら、削除いたします。)
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