スピ再技研オフ会9発目
ラスト9発目は向井さん。
トールボーイで大きい。
黒の塗装は砥の粉で下処理をされたマットなものです。
上部にはきらめくユニットのツイーターが4面に計8個あり、
下部には黒いユニットがフルレンジで、これまた4面計4個。
大作です。
バスレフダクトが中程と下部にありますが、これは4面にはありません。
ツイーターは長岡作品の「R-20キャンセル」を参考に、
逆相面が交互に並ぶ音場型。
下部のフルレンジはM-CAP型の多自由度バスレフで正相接続です。
電気回路に詳しい向井さんらしいハイブリッドな機体です。
音出しです。
思ったよりハイ上がりに聴こえますが、
試聴位置が近いせいかもしれません。
M-CAPにしてはやや低音がもの足りない印象があります。
多ユニット使いだけあって、きつい中域もなく、大音量でも大丈夫です。
音場は意外なことに手前側に定位が並びますが、
45°回転させると、後ろにサッと並びました。
個人的には45°振ったのがいい感じでした。
聴いた感じで、吸音材レスかと思ったら、
ちゃんと入っているそうです。
木拍子は後ろに定位し、リアルでした。
ここで衝撃のソース登場。
ワルツ・フォーデビィの○○○○音源だとっ!
そんなのが存在するのか!
会場にざわめきが出ます。
確かに1961年の録音年を考えればあり得る話です。
妙に生々しい感じに聞こえて通常版とは違う趣です。
ただ、ワウフラッターがちょっと気になりました。
次回はこれをさらに改良してくるのか、
さらに変態的な新作なのか楽しみです。
(今レポートは私ケイの主観に基づいたもので、単なる忘備録です。間違い等ご指摘いただけると助かります。また、特定の個人や団体を非難するものではありませんが、ご不快になる方がいましたら、削除いたします。)
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