肝心の音は

翌日にいろいろCDをかけてチェックします。
地味です。
確かに高域のクセは激減ですが、やたらと地味な音になりました。
上のレンジの伸びがなく暗い音です。
重心は上の方にあり軽々しい音で軽やかではありません。
上のレンジが伸びないのは、ユニット本来の音でしょうね。
もともとウーハーですから。
中高域はスッキリしましたが、情報量がごっそり抜けて音場感もよくありません。
パワーを入れるとバランスがいいのですが、小音量時はスカスカした感じです。
全域でトランジェントが悪く、ボーカルもメリハリがありません。
F特だけに限って言えばかなりの改善だと思いますが、
それ以外がダメダメで音楽を聴いていても楽しくありません。
低音はよく出るようになりましたが、小音量時はかえってダメです。
しかも緩いです。
インピーダンス補正が強すぎるのでしょうか。
コンデンサー値の調整でトランジェントは良くなる気がしますが、ノッチフィルタ回路に誤差が出そうです。
あるいはユニット振動板の動きが悪いようにも思うので、吸音材を減らす手段もいけるかも知れません。
でもアコースティック・エア・サスペンションではなくなってしまいそうです。
あとは、ええと、ノッチフィルタのバイパス抵抗をより小さい値に変更してもいけそうです。
やっぱり、Mr.Hippoさんの初期値の方がよかったかしら?
ちなみに今は5.6Ωですが、Mr.Hippoさんの初期値は最大3.3Ωでした。
なかなか終わりがないスピーカーです。
いや、ドツボにはまっているのかも…。
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