コンデンサー追加

PSTもどきは失敗でした。
5mHのコイルの値段を調べてみたら、これが高~い。
買うのはやめときます。
で、低音増強はすっぱりあきらめて、
中音のクセの方をいじってみることにしました。
手元にあるコンデンサーを1個追加するだけですけど。
変形ノッチフィルタのできあがりです。
ツインホーンの回路に抵抗を足した形です。
ダメ元で音出しです。
お、帯域バランスはマシになりました。
トランジェントも復活です。
中音がややダルいかな。
キツイ感じがなくなってパワーを入れられる音になりました。
ボーカルの音質が改善です。
小音量時もちゃんとしてます。
コンデンサーを足してトランジェントが良くなるってことがあるのでしょうか?
考えられるのは、
1 トランジェントかと思っていたのは単なる高域レベルだった。
耳が悪いので勘違い。
2 セメント抵抗が高周波のトランジェントを低下させる。
高域がコンデンサー側に流れてトランジェントが良くなった。
何となく1っぽいのが痛いです。
中音域はややダルさが残るので2も複合要因としてあるのかもしれませんけど。
しばらく聴きこんでこれでイケそうなので、この回路で確定しましょう。
抵抗値の調整の余地はあるのですが、6dB/octなのでレベル的にはあまり差が出ないでしょう。
内部に接着して、ついでに「す巻」のフェルトを抜き取ります。
中音のクセ補正は回路にまかせて、内部吸音材を減らして容量を確保します。
ユニット取り付けのネジも「緩め」に調整です。
ちょっと音が元気よくなった気がします。
あ、気がするだけかも。
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