スピ再技研その6

スピ再技研松さんその6


順番が変わって午後一番は副会長の松さん「ASURA」です。

stereo誌2008年7月号に載っているあの「ASURA」です。
と言っても読者自作スピーカーコンテスト準グランプリを受賞したのは「ASURAⅡ」で、
コレは「ASURA」。
実はこの「ASURA」もこっそり同じ号に載っていたんですねえ。
本家本元、元祖にして究極の「ASURA」です。

いわゆるヒドラ型なのですが、松さん流の試行錯誤の末、
非常に複雑な構造を成しています。
上下2つのボックスに分かれていて、下はバスレフ型のサブウーハー。
上はフルレンジ4つにスーパーツイーター4つをシリパラに接続されるバスレフ型です。
高さの異なる4つのタワーに4方向を向けてユニットが取り付けられている音場型です。
タワーの中央には独立した反射板も存在します。

漆黒のボディはカシュー仕上げ。
驚異的に高品質なフィニッシュワークです。
搬入段階から会員の熱いまなざしを受けていました。

資料によると躯体は15mmMDF、
塗装の詳細は不明ですが、「ASURAⅡ」と同じならば4層仕上げのはずです。

音出しです。



CDを入れ替える合間も皆さん、無言です。
この音を形容する言葉を私は持ち得ません。
「息を飲むような…」というのはこういう事を指すのでしょう。

レンジだとかトランジェントだとか音質だとか、
もろもろのパラメーターを語ることに意味があるように思えないほどのリアルさです。

ムリして冷静に聴くと、情緒的で美しく音楽を聴かせるタイプのようです。
歪み感が全くなく、大パワーもうるささを感じません。

しかし、その特長はその音場感による音像の実在感です。

無音からすでにステージが浮かび上がり、その空間上にポッと楽器の音が出現し、
信じがたいほどの臨場感を生み出します。

不思議な事に無音に情報量が多いのです。
その圧倒的な存在感を感じさせる無音空間に音像が現れては拡散する様子は、
宇宙の真空にただようアトムをイメージさせます。

定位だとか音場だとかそんな次元の音ではありません。
こんな経験は初めてです。

鈴木会長は一千万円とブログに綴っていらっしゃいましたが、
金額いかんにかかわらず、もし入手できた人がいたなら、
もうスピーカーの事は今後悩む必要がなくなるでしょう。

正に究極のスピーカーです。


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