またまた穴

問題は低音不足です。
この赤パークミニことDCU-F102WのSPL特性図は200Hzからダラ下がり、
fゼロは138Hzなので、まさにそんな音なのです。
しかし、あの赤パークの弟ならばこんな実力ではないはずです。
箱がまた合わないのでしょうか。
回し引きノコギリか…。
箱はダブルバスレフで開けられる部分はありません。
外部に面している第2ポートぐらいしか、いじりようがありません。
その第2ポートも固定式で作ってあります。
現在あるポートは塞いで、新たに大きいポートを空けてみましょう。
ダクトも新規に作るとメンドいのでK-N1のものを拝借します。
ダクト外形サイズに合うように、φ70の穴を回し引きで空けました。
ランバーコアはやっぱり楽です。
ダクト固定用につめ付きナットを内部に打ち込みます。
古いダクトにはギュウギュウに布をつめました。
ダクトを付ける前にこの状態で試聴です。
おお出る。出るぞ低音が。
でもボーボー言ってます。
量感だけです。
ダメだな。
ダクトはまずφ45長さ75mmをいってみます。
「だくと3兄弟」の末っ子です。
音出しです。
量感がかなり後退してスッキリしています。
例のスネアドラムもOKです。
でも、ちょっと低音が薄いかな。
バスレフでいうところの中抜けみたいで、ダクトが長いフィーリングです。
ちょっと悩んで、ダクトを切ることにしました。
K-N1は次男のダクトで確定なので、三男には用がありません。
とりあえず2cm切って55mmにしてみました。
蒸着っ!
音出しです。
ん、これはいいんでないかい。
量感が多いけど伸びもなかなかです。
大して低くない音も重々しく再生しています。
好みで言えばもうちょっと軽い低音が好みですが、悪くはありません。
第1ダクトも大きくしたいところですが、これはムリなので諦めます。
とりあえずOKです。
やっと「フルメタルバッフル」を越えるレンジを獲得できました。
このユニットはダクト調整のスイートスポットがやけに狭い感じです。
やれやれです。
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