木とスチロールの違い
さて、発泡スチロールでエンクロージャーを作る方針は決まったのですが、
音的にはそれでいいのでしょうか?
で、実験です。
容積14lのバスレフ箱を一方はMDFもう一方は発泡スチロールで作りました。
ダクトは63Hz。
果たして音に違いはあるのでしょうか?
まずMDFから。
思った以上にワイドレンジです。
スネアドラムもいい感じに再生です。
ただ、さすがに重低音はムリなのですが、
高域のレベルもそれなりに下がって、結果的にいいバランスに感じます。
高域はだら下がりに減衰しているようですが、
音離れが良く、臨場感があります。
中域の荒れもなくボーカルの荒れも淀みも感じません。
トランジェントは中庸。
対して発泡スチロール。
一聴して華やかです。
中高域に響きが乗ってにぎやかな感じです。
聴いて分かる違いがあるとは思っていなかったので、正直驚きました。
よくよく聴くと、全体的に荒れた印象です。
低音レベルはMDFより低く、ベースラインが弱いです。
端正なMDF、やんちゃな発泡スチロールといった違いがありました。
うわー、どうしよう。
MDFの方がいい感じだぞ。
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