いきなり分からん
さて、真面目にホーン設計をしましょうか。
写真の断面積グラフは、
広がり定数 m=1.0
スロート面積 27cm2(実効振動板面積の96%)
でエクセル様に描いていただいたものです。
x軸の距離は10cm単位なので、とりあえず2.0mまでのものです。
で、いろいろ資料を当たってみると、
カットオフ周波数で、2つの式にぶち当たりました。
これ、どっちが正しいの??
a式 カットオフ周波数=ホーン出口の開口面積半径/5400 (ホーン開口部が円だとして)
b式 カットオフ周波数=340m/4π (m:広がり定数)
a式の変数はホーン開口部の大きさ、
b式の変数は広がり定数。
ううむ、b式だと27Hzなんていう数字が出てきてしまいます。
何か桁を間違えているのかも。
一説によるとb式は無限長ホーンの場合のカットオフ周波数らしいのです。
だから、変数が広がり定数だけなのか?
でも、現実には無限大のホーンなんて作れないので、意味がないように思うのですが、
この式は何か重要なんでしょうか?
ダイアトーンの技術者が書いた
「スピーカー&エンクロージャー百科」
にもカットオフ周波数に関する記述がなく判断がつきません。
感覚的にはa式が正しいと思うんです。
が、訳も分からないのに設計を進めるのは抵抗感あるなあ。
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