2018スピ再技研3
三番手は若手のホープ高橋優文さん、
「アンプの音は電源の音?」
アンプ電源の種類によって音が変わるか、という意欲的な実験です。
アンプはデジタルアンプ
Lepy LP-2024A+
電源は2種類、
スイッチングACアダプタ
安定化電源(自作)
標準はACアダプタで、安定化電源に交換して良く鳴るかがポイントです。
スピーカーは適当に見繕ってきたと言っていましたが、なんのなんの凝った造りです。
ユニットはfostex FE83-Sol。
メーカーのバスレフ標準箱をベースに再設計したものです。
2本のダクトには縦に柱があり、よく見るとスパイラルダクトになってます。
側板は角度がつけらけており、上から見ると天板は台形になっています。
高橋さんはこういったテーパー加工が本当に得意です。
塗装は茶のカシュー。
音出しです。
スピーカーはイメージ通りの優等生です。
アンプ試聴なので、低音、音場、トランジェントに注意しながら聴きます。
Solはこういうチェックに向いていますね。
安定化電源はACアダプタと比べ、帯域の重心が下がったようにゆったりと聴こえます。
音の立ち上がりがよく、アタックが強い。
そして、音場は狭く、なぜかエコー成分が気になります。エコーは録音由来なのか電気的遅延なのかは判別できませんでした。
スーパーツィーターを逆相接続したみたいな感じです。
確かに音は変わります。
当初思っていたより変わりますが、圧倒的な違いはないように思います。
私は安定化電源の方が好きでした。
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