乙Z(おつぜっと)の製作はチビチビと進んでおります。
スタイロフォーム製なので、接着剤に悩みます。
ネットでは酢酸ビニル樹脂が可能なはずですが、
ダメだった時のダメージが大きいので、
試してみました。
スタイロフォームを小さく4つ切り、
それぞれを接着面積を変えて、
木工用ボンドで貼り合わせました。
比較的粗面に圧着なしで24時間放置しました。
パキッと割って接着面を確認すると、
全然、接着剤が固まっていない。
ほとんどの面積でボンドが白いままです。
接着面の機密性が高すぎて、乾かないようです。
ダメだこりゃ。
以前作った発泡スチロール製のものは
発泡スチロール用接着剤とエポキシを使って問題なく接着できました。
チューブタイプの発泡スチロール用接着剤は
粘度が高く、広い面積には向きません。
液状のボトルのものもありますが、高い!
高価さではエポキシも負けていませんが、
硬化時間を選べるのは利点です。
まさかと思って試して良かった。
やってみないと分からないことって多いな…
エポキシ樹脂を使うとなると、
音道同士の接着は短時間硬化型、
側板との接着は長時間型、といった使い分けが必要になりそうです。
このスピーカー、安く上がらないぞ。
まいったな…
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スタイロフォーム製?
スタイロフォーム製!!
スタイロフォーム製!!!
スタイロフォーム製!!!!!!!
Amazonで探すと、「スチのり(500ml)」\1,458+送料\594というのがありますよ。500mlでは、逆に量が多過ぎるのかな…。
「スチのり」の一般的な使い方は、片面に塗って貼り合わせ、一度剥がします。1~2分待って、再度貼り合せると、ほぼ固定されます。
アールefuさん、
そう、スタイロフォーム製です。
作りやすい、かな、と…
マイクロ•トレーダーさん、
おお、ありがとうございます。
正月明けに注文いたします。
商品名なので分かりませんが、スタイロフォームも発泡スチロールもpolystylene foamで同じものなのではないでしょうか?
空気の含有量とか発泡形状が違うとかで商品名が違うだけなんではないでしょうか?
酢酸ビニル系の接着剤は腐食性が低くて使いやすいですが経験上はしっかり圧着しないとうまくくっつかないです。
着けすぎず、薄い層にしてしっかり圧着すればそこそこくっつきそうな気がします。
しかし、発泡ポリスタイレン樹脂は圧着には向いていないかもしれませんね。
軽い素材にこだわる理由はなんですか?
振動する素材はその振動を利用する目的だと思うのですが、発泡スチロールにいい塩梅の振動が出ていたとは感じませんでした。
Suzukiさん、
スタイロフォームと発泡スチロールは同じものだと私も思っています。
今回、バックロードホーンをスタイロフォームで作ろうとした理由は主に3つです。
1 音道設計に自由度が増すこと。
厚みがあって削りやすいのでアールが付けやすい。
また、厚みのお陰で180°のカーブが発生しない。
2 音道板の垂直が確保しやすい。
また、自重が軽いので側板にビス止めが要らない。
3 発砲スチロールよりビビりが出ないだろうという期待。
これは根拠がないが、なんとなく。
今回はフロントホーンも組み合わせるコンビネーションホーンのため、
組み上がってからの切削作業が発生するので、
削りやすい素材が良かったのです。
以前、人の設計のコピーでバックロードを作ったことがあるのですが、
側板のビス止めが難しくて参ったことがあつたのて、
理由の2は大きいですね。
スタイロフォームそのものの音質に期待している訳ではないのです。
ちょっとはしてるけど。