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バックロードホーンの位相って?

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f特の続きです。
バックロードホーン開口特性と正面軸上1mの特性を重ねてみました。

黒線:開口特性(0m)
赤線:正面軸上(1m)

黒線の開口特性を見ると、
バックロードホーンはうまく機能しているようで、
40Hzぐらいまで十分な音圧を保っています。

問題は位相で、100Hzより低い音は逆相成分が多いのか、
ホーン音圧が高い部分は正面軸上の音圧が低くなっています。
50Hzで正相に回転しているように見えますが、これは部屋の定在波です。

105Hzから400Hzぐらいが正相成分が多く、
開口の音圧特性が軸上音圧とリンクしています。
400Hzから11kHzくらいまでは再び逆相優位になってます。

ものの本にホーン放射の位相はもっと小刻みに変わるような図があった記憶がありますが、
生方バスレフと比較する限りは、
位相の影響はもっと大雑把な感じです。

ホーンからの低音放射がいくら高くても逆相では意味がありません。
もう一度、位相を反転させるといいのかな?

バスレフダクトを付ける?
それって、石田式BHBR方式だよね。

共振周波数を中域近くに設定して乙ZをBHBRにすると、
低音音圧が上がる
中域音圧が下がる
ってことになって、
PST回路なしに中域補正ができます。

中域漏れを積極的に活用…
中域漏れの多いダクト形式と言えば、
3Dスパイラルホーン(個人の感想です)

バックロードと3Dスパイラルのコンビネーションホーンか…
ホーンのクロスオーバーの制約も緩くなり、
ダクトのローパスフィルタの働きで躯体の小型化もできそうです。

ん?待てよ、
そもそも論として、
バックロードで位相が乱れるのはどうして??

音道の長さによる遅延だと勝手に解釈しているんだけど違うのかな?
そうだとしたら、躯体の小型化でまた位相が変わるよね?
逆に言えば、ダクトを付けなくても、
今ある音道を少し伸ばせば位相が合うってことも言えるのでは?

もう一回音道を折り返せばいいのかな。
別体にすれば工作的には難しくないな。

しかし、音道長で位相コントロールって聞いたことがないテクです。
私が知らないだけで、一般的な調整方法なんでしょうか?
何か根本的な理解が間違っているような気がしてきました。
とにかく、バックロードホーンが分からない。


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No title

別件で検索していた際にマグネット(磁気回路)によるユニット調整法と言うのを見つけました。ビスで磁気回路をショートさせると「磁束が落ちることでSPLが落ちるが、200Hz以下では逆にSPLは上がる」というものです。簡単な方法そうなので調整ファクターの一つになりませんか?
http://www.parc-audio.com/blog/1345

No title

muukuさん、
情報ありがとうございます。

パークさんの記事を読ませていただきました。
素朴な疑問ですが、
磁気回路をショートするという概念がよく理解できませんでした。
コイルなんかは磁性体のコアを入れるとインダクタンスが強くなるように、
磁石に鉄コアを入れても、同じように強くなると思っていました。
コアが中心でなくても強くなるのは、市販のボード用マグネットと同じかと。
コアを入れる欠点は入出力がリニアになる領域が狭くなることなので、この磁界ショート作戦をすると、大出力時にs/n比が悪化するのではないでしょうか?
Qのコントロールができるとあるので、外付けコアで、バスレフ向きとバックロード向けを簡単に作り分ける事が可能ですね。

すみません、理解が追いつきません。
私にはちょっと難しい記事でした。
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