ダクトいろいろ(追記あり)
いろいろな方からアドバイスをいただいております。
ありがとうございます。
昨日の試聴では、
丸ダクトの面積が足りないのではと、
急きょ、四角いダクトを作って試しました。
ううむ、中低音が緩い。
ダクトなしよりはいいですが、
ゆるゆるです。
ダクト長は50mmと100mmを試せるようにしました。
どちらかと言うと100mmの方がマシ。
ダクト長をより長くするか、
ダクト面積を狭くするか?
ダクト内の空気制動を高くするか?
試すべきパラメーターがどんどん増えてきて不安になります。
ダクト穴をふさいだ状態も試しました。
バスレフ部が密閉状態です。
音圧はストレートにバックロードに行くはずです。
視聴位置での音質は一番いいかな。
当然ながら、
中音への被りもなく、変なピークや定在波みたいなものは感じません。
ウッドベースの粒立ちもいい。
ところがそれ以下の低音がサッパリです。
ビートルズ、ペニーレインのスネアドラムの再生でいつもチェックしてますが、
全然ダメ。
バックロード、仕事しろっ!
ああ、既視感。
以前もコイツでバックロードとバスレフを試したけど、
低音の質と量が両立しなくて完成しなかったんだよなあ。
低音を伸ばすと途端に緩くなる。
同じユニットを使った他の方の機体もだいたい同じ傾向でした。
張りのある中高音と緩い低音の音質が合わないくなっちゃうんだよ。
それでいて高音は伸びない。
難しいユニットだ。
扱いやすさと中音のマイルドさ、
そして聴き疲れのしない音のユニットが多いパークオーディオの中にあって
DCU-F102Wは本当に異質なユニットだな。
聴いた中ではコイツだけ布エッジなんだよね。
追記
いろいろなダクトパターンでF特測定してみました。
一番フラットなのが密閉(つまり普通のバックロード)で高域から100Hzまでフラットでした。
次にいいのが丸ダクト100mm。
角ダクト100mmは150Hzに大きな山ができて、
120Hzぐらいから急激にレベルが下がってしまいます。
300Hzにも谷ができてました。
角ダクトの山を90Hzぐらいに持ってこられれば、
いいバランスになりそうに思います。
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