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ここまで来た 「追加あり」

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バスレフバックロードも佳境に入って参りました。
完成に近づいたというよりも、
こちらが疲弊してきたっていうのが正しいかも。

ここでスペックのおさらいです。

機体名 「バスレフバックロード」
ユニット、ParcAudio DCU-F102W
     (8cmクラス)
バックロード部
  スロート面積 9.6cm2
  音道長 1.7m
  広がり定数1.5
  背面開口
バスレフ部
  容積   3.0リットル
  ダクト  3.8cm2
ダクト長 4.5cm
ネットワーク
  コイル1.2mH シリーズ接続
  (8kHzより6dB/oct)
再生帯域 70Hz〜18kHz
エンクロージャー MDF PLA
高980*幅220*奥260

バックロードの開部を背面に向けて、
延長パーツの底に雑巾を片ch4枚入れると
低音の分離が明らかに良くなりました。

ちなみに延長パーツを付けた状況では、
軍手1ダース作戦は音質改善にはなりませんでした。
延長パーツを付けない時はよかったのに。
セッティングのスイートスポットがすごく狭いなあ。

このユニットの一番の難しさは、
中高音の立ち上がりの速さに比べて、
中低音の締まりのなさにあります。
音色の傾向が上と下で違うだけでなく、
ボン付きがボーカル域まで影響する状況が多い。
少し荒れ気味のボーカルでありながら
下で淀むという最悪な状況にすぐ陥ります。

ざっくり言うと、
中低音のふくよかさとトランジェント帯域ムラのバランスが取りにくい。

で、この部分の問題は改善はされたものの
解決はできておりません。

この後、まじめにやるなら、
バスレフ部の再セッティングがあります。
上手くやれば50Hzから70Hzの大きな谷を改善できるかもしれません。

と言うのも、
バスレフ部とバックロード部の完全分離ができていないことは、
バックロード部を変化させるとバスレフダクト特性が変わることでハッキリしているからです。

バックロード部が確定したので、
現状でまた、ダクトを確認しないといけません。
いけませんって言うより、
した方がいいんだろうなあ。

バスレフとバックロードを同居させるメリットが、
もはやどこにあるのか分かりません。
何かもう、賽の河原状態!

「パトラッシュ、ボクはもう疲れたよ」


PS 雑巾をフェルトに変更すると、さらにマイルドに。
ここでF特を取って、吸音材なしと比較すると、
フェルトの方がピークもディップも激しい!
何で?
音のイメージとF特って一致しないですねえ。
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