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理想のSP1 無限大平面バッフルとアコースティックエアサスペンション

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理想のSP箱1

(今回のは特に能書き成分過多です)

あまり自分では意識してなかったのですが、
私はスピーカーユニットの理想動作を目指して箱を作っていたようです。

ズパリ理想状態は「無限大平面バッフル」
無限大に大きい平面にユニットを取り付けた
仮想的なシステムです。
ユニット前後の波動を完全分離できる理想的なシステムです。

中学生時に購入した
「スピーカーシステムの自作」日本放送出版協会 飯島徹 著
では、無限大平面バッフル製作は実際には不可能なので、
背面の2Π空間を箱に押し込めたというところから話がスタートしてます。

刷り込みとは恐ろしいもので、
それ以来全てのスピーカー箱は
擬似的な無限大平面バッフルの出来損ないって考えていたようです。

そんな訳で長岡理論とは相入れるはずもなく、
いつしかスピーカー製作からは遠ざかっておりました。

で、話を戻すと、
趣味のスピーカーを再開するに当たって、
無限大平面バッフル」の呪縛から離れられたのかと言うと、全然そうではありません。
自覚したのは最近ですが、
無意識に設計の端々にそういうのが顔を出してました。

最初の具現化したのが
拙作「K-N1」
廃れた技術であるアコースティックエアサスペンションを現代的復活できないかと、
悪戦苦闘した作です。

一般的にアコースティックエアサスペンションというと、
ゆるゆるなダンパーのユニットに小型密閉のスティフネスを使うシステムで、
キャビネット内部には吸音材が充填されてます。

求められるユニット特性として、
低いQ0、高いコンプライアンス、低いf0、大きいm0
なので、ドンピシャのパークオーディオ13cmメタルコーンユニットを使いました。

アコースティックエアサスペンションの動作とは「圧縮断熱を吸音材の振動熱に変換する」なんて怪しいことも理論書に書いてありました。
私的には、
吸音材により音圧が十分に減衰して裏板や側板に到達できなければ、
擬似的な2Π空間が背面に構成できると解釈しました。

結果は大失敗で、
アコースティック云々よりも
このユニットの7kHzピークの除去に手間取りました。
ノッチ回路や高域の弱さをパッシブ回路で何とかしようと、
巨大なネットワークを構成することとなり、
2Π空間どころか、f特を整えるのに悪戦苦闘している始末でした。

しかも、低音の質にも満足出来ず、
最終的にはバスレフになってしまい、
非常な敗北感を味わいました。

アコースティックエアサスペンションに向いたユニットは現在はないので、
この方式はユニットダンパーや振動板を加工できるスキルがないと不可能。
という考えに至り、諦めたのでした。

つづく
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