塗装1

さて、4月30日に新橋での「PARCサウンド鑑賞会」に出品予定の新型密閉ですが、
粛々と進んでおります。
箱はとっくに出来ていてただ今塗装中です。
私、スピーカーを作る度に仕上げ方法が違うので、全くスキルが向上しません。
前作は車用カッティングシート張り、その前はゴムなので無塗装。更にその前は白木にラッカーだったかな。
しつこく言うと、さらにその前はツキイタにペンチングオイル、その前は植木鉢で無塗装。
で、今回は油性のウレタンスプレーに挑戦です。
むずい…。
何をどうやっても垂れます。
垂れない量だとまだらです。
粘度が少ないせいでしょうか、それともバーチ材の「吸い」の悪さのせいでしょうか?
とにかくうまくできません。
しかも塗料のヤセが激しく、綺麗な厚塗りが全く出来ません。
水性アクリルスプレーではありえないような塗装の難しさです。
10回以上塗り重ねていますが、この難しさはスキルの問題じゃない気がしてきました。
せめて外観だけでもカッコつけたかったのですが、これで音も悪かったらダブルパンチです。
しかも音が悪い確率の方が高い、と思う…。
まだ音は出していないのですが、密閉型なので調整箇所が少ないのが利点でもあり難点でもあります。
つまりバスレフのように調整でバランスを取るってことができないので、設計段階でほぼ音が決まってしまう怖さがあります。
吸音材の量で調整しようにもアコースティック・エア・サスペンションと決めているので減らすことはできません。
つづきます。
スポンサーサイト