PARCサウンド鑑賞会その1

さて、待ちに待った「PARCサウンド鑑賞会」です。
あまりにワクワクしてなおかつ緊張のあまりお腹が微妙だったのはないしょです。
こういう鑑賞会で一番ハンデがあるのがトップバッターです。
みんな身構えているし、何より基準がないのでいいのか悪いのか判断がつきにくいです。
トップは会の主催者のkeikさん。
フォステクススピーカーコンテスト入賞作品です。
どうやって作ったのか全くイメージできないみごとな曲線です。
さまざまな素材によるハイブリット構造のようですが、接合面が全く分かりません。
でもじっくり見るとヒビ発見。ぶつけたのでしょうか?
さあ音出しです。
ケブラーコーンらしい明るいイメージです。
マラカスがリアルです。
余計な音はあまり出さずに基音をしっかり聴かせるタイプなので、
メロディーラインを追いやすいです。
ただ、腰高なのに高音の伸びが弱い印象もあります。
低音は量感重視です。
そのせいか、やけに「響き」が多く聴こえます。
何だろうこの「響き」は。
エンクロージャーの形からして定在波と思えません。
箱の強度の問題でしょうか?
中低音の分離がやや悪い感じがするのは特殊なバスレフ開口部の反射のせいでしょうか。
音場感はフツーですが定位はいいですね。
プリンセスプリンセスでは音源のせいか中高音にクセを感じました。
他のソフトではそこはナチュラルでしたので機体のせいではなさそうです。
明るく雑味を排除した聴きやすい音の作品です。
ややずんぐりした形は親しみも感じます。
さすがに入賞作品です。
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