新作はトリプルバスレフ



新作はトリプルバスレフでいきます。
みなさんのような複雑な工作はムリなので、
発泡スチロールの箱を使う作戦です。

同じサイズの箱を3つ重ねれば一丁上がり。
気室容量は発泡スチロールの球で調整。
バッフルだけはMDFで作ります。

実は材料だけはそろっています。
問題は設計が全く進んでいないことです。
でも何とかなるよねー。

あ、ターミナル買いそびれた…。

さよならツインホーン



永らくいじくっていたツインホーンをもらっていただける方が見つかりましたので、
お譲りいたしました。

このスピーカーは、竹中さん設計のHelix. H-75がベースのスパイラルホーンスピーカーです。
それに、フロントショートホーンを組み合わせたものです。
さらにホーンのピークとユニットのピークを重ねて強調したところへ強力なノッチフィルターをかけて
ホーンのクセをなくしました。
使ったユニットは3種類ですが、最終的にはP800になりました。
それ以外にも多々なるチューニングを行いました。

正直言って、これ以上の木工工作はムリ!
私の木工技術の限界の作品で愛着のあるスピーカーでした。
もらわれていく先は、大切にしてくれそうです。

幸せになるんだぞ~っ




Stereo誌のオマケ


予約までして手に入れました、stereo誌8月号。
本誌の方には目もくれず、早速ユニットとご対面です。

Fostex. P1000
10cm口径のフルレンジです。

何もかも真っ黒なユニットですねえ。
フレームもエッジもコーン紙も黒。
プラかもと心配したフレームはプレスの鉄でした。ホッ。

よくよくながめてみると、何だか雑な作りに見えます。
ストローク幅を大きくとったエッジは妙に歪んで見えます。
センターキャップのデービーボンドははみ出し幅が左右で違うぞ。
しかも一方は丸く塗られていません。
「ま、こんなもんかな」
エラそうに言っていますが、P650でしくじりまくった過去を棚に上げてます。
スンマセン…。

ルックスは何の変哲もないユニットです。
ただ、布エッジは大歓迎です。
乏しい経験からゴーマンかますと、
低音がよく出るゴムエッジ、
キレがあって音離れのいい布エッジ、というイメージです。
歴代オマケのP650、P800は共にゴムエッジユニットで、
応答性ではフォステクスらしからぬ、丸い音でした。
今回はひょっとして、カラッとした音なのかもという期待が持てます。

あ、カラッとしたのがいい音と決めつけている訳ではありませんよ。
低音が出にくいユニットの方が、
いろんなタイプのエンクロージャーが出て来て楽しいよね。


(追記) フレーム裏には気密用パッキンがすでに貼ってありました。親切〜っ。

新作いくぞ〜



はたして、発泡スチロールの箱はスピーカーに向くのでしょうか?
次なるテーマです。

発泡スチロールの箱をホームセンターで大量に買って来ました。
もう後には引けません。

フルメタルバッフルのF特

フルメタルバッフルのF特も測ってみました。

フルメタルバッフル-PinkNoise2m-PinkNoise

自分的にこのスピーカーのおさらいをしますと、
フォステクスP-800を使った密閉型です。
内容積は約4リットル。
1kHzから3kHzはノッチフィルタが入っています。

密閉型なので低音の伸びは皆無なのがF特からも読み取れます。
ちょっとすごいなと思うのは12kHz付近の大きなピークです。
何でこんなところにこんなピークができるんでしょうか?
メタルバッフルの共振なんでしょうか?
ややきらびやかな音質はこれが理由かもしれません。

まあ、低音がないのはサブウーハーを付けたからいいのさ…
ああ、負け惜しみ…。

でもほんとにF特が分かるとスピーカー作りがもっとおもしろくなりますね。

ツインホーンの周波数特性

ツインホーン-SinSweep


やっとわが家もスピーカーの周波数特性を調べる環境が整いました。

MySpeakerというシェアウェアソフトです。
コンデンサーマイクとそのファンタム電源アンプ、
そしてスピーカー駆動用のデジタルアンプも買いました。

MySpeakerはお金を払わなくても、機能制限ありの状態でかまわないのなら無料で使えるのですが、
敬意を表して払わせて頂きました。
いろいろ合わせてしめて3万2千円也。

初めてスピーカーを作ったのが中学生のころでした。
雑誌や本に載っているような周波数特性が測れたらなあと漠然と考えていましたが、
当時は何をどうやったらいいのかも、ましてや機材を揃える自由もありませんでした。
それが、いろんな人たちの努力のおかげで簡単にその頃の願いが叶いました。
本当に感謝です。

で、手元に露出していた「ツインホーン」を測定してみました。
あ、「UNREGISTERED」って出ていますけど、これはお金をお支払いする前です。


どひゃ、ひどいF特です。
特に3kHzのディップはすさまじいです。
聴感の印象と特に合わないのが低域です。
70Hzまでは出てると思ったのになあ。
これじゃあ、いいとこ100Hzまでしか出ていません。
110Hzにピークがあって、ちょうどウッドベースがよく聞こえるようです。

まだまだ精進が足りません。






集まれ塩ビ管スピーカー2014その8

8 001

8番手はマイルドKさん「スネークホーン2014」。

マイルドKさん、例年は一晩で完成しましたっていう感じの作品が多かったのですが、
今回はひと味違います。
塩ビ管を螺旋状に組み合わせて、ヘビが柱に絡みついたような造形です。
注目度抜群でこれぞ塩ビ管でないとできない形ですね。
変形バックロードホーンと言うべきか共鳴管と言うべきか、
分類に悩む形でもあります。
ユニットはタンバン。

さあ発表です。
ロックは賑やかに鳴ります。
定位は良好ですが、音像そのものは中央にまとまる感じです。
低域は量感が少なくソリッドな雰囲気です。
中域に山があるような印象ですが、ユニットの特製でしょうか。

それにしてもこの形は魅力的です。
造形上の面白さもありますが、
曲げても直管と同じような特製が出るのなら、
極めてコンパクトな共鳴管ができます。
これからの発展性も感じさせる作品でした。

集まれ塩ビ管スピーカー2014その7

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7番手はマイルスTKさん、段ボール積層スピーカー「100枚重ね」。

こういうのって誰でも一度は考えると思うんですよ。
積層枚数を多くすることによって滑らかなバックロード音道を形成するってことに。
でもですよ。実際やろうとシミュレートすると、
とんでもないことになるのに気づいてフツーはやめます。

そのとんでもないことをやったのが今回の作品。
何と段ボールを100枚くり抜いて重ねたバックロードホーンです。
段ボールだから楽だろうってことはないです。
だって、板だったら必要のない空気漏れの対策もしないといけませんから。

ご丁寧にくり抜いた音道部分をまた貼り合わせてとなりに飾ってあります。
ふむふむ、中はこうなっているのか…。
空間にやや余裕があるように見えますが、もう一度折り返すのはムリそうです。

発表開始です。
ジャズのウッドベースは小気味よく鳴っています。
ベースメロディーが良く聞こえ中低域の分解の良さが分かります。
反面、低域の下はあまり伸びてはいないようです。
一部にこもるような音域があるようにも感じました。

中高音もハリがあり、全体的にバックロードらしい弾ける音です。

男性ボーカルはちょっと重いかな。
また、ティンパニーがいい感じに鳴っていました。

こういう事をやったら楽しいなっていうのを本当に実行してしまうマイルスTKさんの行動力に脱帽です。
次回はぜひミルフィーユ(千枚重ね)をお願いいたします。


集まれ塩ビ管スピーカー2014その6

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昼食をはさんで6番手は古舘@横浜さん、
2WAY+サブウーハーのやや大型なシステムです。

初めて見るウーハーユニットです。
ベテランの方々に教えてもらうとフォステクスのユニットだそうです。
エッジレスという説明を聞いてよく見るとホントにエッジがない!
フレームが円筒状に出っ張っているのはそのせいなのでしょうね。

2WAYの方は見たことあるなあと思っていたら、
昨年度発表のものをリニューアルしたようです。
ツイーターには音響レンズがついています。
いつ見ても惚れ惚れする工作技術です。
あれ?バッフル下部にゲンコツが出てる…。

さて、発表開始です。
さすがにワイドレンジです。
マルチウェイの良さが光り中域の暴れが非常に少ない印象で、
ツイーターとのつながりも良好に感じます。

トランジェントはマイルドですがシンバルの定位はキチッと出ています。

厚みのあるボーカルなのに淀むところがなくすっきりと聴こえます。
サブウーハーの威力で低域の伸びは目を見張るものがあります。
密閉らしい重々しい低音です。

音場感が今ひとつのフィーリングのせいなのかもしれませんが、
リアルという方向性ではなく美しく音楽を聴かせるタイプだなという印象でした。

集まれ塩ビ管スピーカー2014その5

5 001

5番手は更に超ベテランのコニさん「ミニクロ」。

超ちっちゃい黒い躯体です。
まさにミニクロ。
スキャンスピークの5cmユニットをユニークな方法でフローティングマウントしています。
何と、磁石の引力を使ってユニットをボディに押しつけています。
で、磁石同士は全くの非接触です。
本体とユニットの間には気密保持用のゲルパッキンがあります。。

これまた超ちっちゃいダクトが下部にあるバスレフ方式です。

さて発表開始です。
やはりサイズがサイズだけに低音の出は苦しいものがあります。
その代わりと言ってはなんですが、定位はものすごくいい。
ピアノの低音と高音の弦位置の違いが分かるほどです。

高域の伸びはまずまずで女性オペラもいい感じです。

中域の濁りが少なく、特に女性ボーカルの下の領域がすっきり鳴ります。
ボーカルが美しい。

この中低域のすっきり感はフローティングマウントの賜なのでしょうか。
それとも特殊構造の吸音材が効いているのでしょうか。

ライブ音源では高域は更に伸びているフィーリングで定位の良さもあってリアルです。

これ1台でこなせる領域が多く万能ですが、サブウーハーがあれば言うことないなあと思いました。

集まれ塩ビ管スピーカー2014その4

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4番手はベテランKO球さん、
スキャンスピークの5cmです。
内部にもう1つユニットがあるというのでタンデム式かと思ったらケルトン式のようです。
リア下部にダクト開口部があります。

ケルトン型って私もいろいろ試したことがあるのですが、同口径同士だとイマイチメリットが少ないんですよね。
ボディも大型になるし。

ところがこのスピーカーはケルトン型としては極めて小型で、木目の美しい正統派ブックシェルフ型(死語か?)です。
本当にケルトン型?

発表スタートです。
小型の躯体だけに音場感と定位に優れます。
音像は小さくビシッと決まります。

ユニットの特性と思われますが、しっとりと落ち着いた音で聴き疲れしないような雰囲気です。
しかしややハイ落ちのような気もします。
中域はやや紙っぽいクセを感じましたがどうなんでしょう?

反面、5cmユニットとは思えない程低音はかなり伸びているように聞こえました。
いつも思うのですがKO球さんの造るSPって躯体の縦横比が美しいんですよね。
どこがどうと訊かれると困るのですが…。


もうひとつはタンバンのユニットを使ったやや小型のスピーカーです。
方式が分からないのですがバスレフ式でしょうか?
制作途中とのことで表面はMDFそのままのようです。
穴のテーパー加工がみごとです。

こちらはハイ落ちのように感じてレンジが上下に狭い印象をもちました。
オケのピアノは美しかったです。

双方とももっとじっくり聴きたかった作品でした。

集まれ塩ビ管スピーカー2014その3

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3番手はカノン5Dさん「S-042」。
いかにも塩ビ管といった立ち姿のスピーカーです。
長い躯体が共鳴管に見えますがダブルバスレフとのこと。
ユニットはフォステクスの新作FE103-Solで赤銅色輝くフレームが特徴です。
塩ビ管下の板の取り付け方がゴーカイでちゃんと立つのか心配しました。

このユニット、値段の高さに驚きました。
コイズミ無線で7,020円です。2個だったら14,040円ですよ。
いやがうえにも期待が高まります。

流れるような弁舌で発表がスタートです。
一聴して感じるのは、フォステクスのFEらしいカラッとした明るい音だということです。
弾けるような中高音に目が覚めます。

音場感がすばらしく、スピーカーの存在を忘れさせてくれます。
定位音像も小さくまとまって良好です。

中域の暴れが少なく荒れた感じがしませんが、
楽器の粒立ちがはっきりしているので長時間聴くと疲れるかもしれません。

華やかな高域に比べると低域の音圧レベルはやや控えめですが、
サックスは金管の良さを保ちながら、きつすぎない聴きやすさもあります。
和太鼓はもう少し重低音のブルブルした感じが欲しいところですが、
トランジェントの良いユニットのようでリアルに感じます。

中域も淀むところがなく女性ボーカルも美しく再生です。

欠点を見つけ出すのが難しいすばらしいスピーカーでした。
惜しむらくはもっと大音量で聴きたかったことです。

集まれ塩ビ管スピーカー2014その2

2 001

2番手はKentaroKumagaiさんの「Linkwitz PLUTO 」です。
非常に丁寧な仕上げのホワイトペイント躯体で、塩ビ管で作ったのが信じられない美しさのスピーカーです。

特筆すべきは、
ユニットより小さい経の塩ビ管の先をテーパー加工でぴったりの口径まで広げてユニットを取り付けていることです。
驚異の加工技術!
いったいどうやったの?

不格好だけど音が良いっていうのが塩ビ管スピーカーのアイデンティティーだと思っていたのですが、
こんなに美しいボディーが作れるなんて…。
塩ビ管ってすばらしい!

ウーハーが16cmSEAS L16RN-SL 、ツイーターはフルレンジの AURA NSW2-326-8Aの密閉型2WAYです。
どちらも白銀に輝くメタルコーンです。
KentaroKumagaiさんの「音場型です。」という言葉で発表スタートです。

まずはサイモン&ガーファンクルの「スカボローフェア」。
2WAYのワイドレンジが実感できます。
ですがどうも「どよーん」として中低域の音の分離が良くない印象です。
S&Gって録音があまり良くないように思うので音源の問題かもしれません。
あるいはウーハーとつっかえ棒でつながっているツイーターの柱が共振しているのかもしれません。

ちょうど目線上にウーハーがあるのでよく見えるのですが、
密閉型にしては振動板の振幅が大きいので破損しないかとヒヤヒヤしました。

音場型だけあって包み込むような雰囲気があり、
シロフォンは後ろの方に定位していました。
ただやっぱりボーカルが淀むような感じがあって気になっていましたが、
ツイーターの向いているベストポジションに移動するとすっきりボーカルに変わります。
視聴位置がピンポイントでしかも音場型という不思議なコンセプトのスピーカーです。

ソースを変えると今度は音像が前に出てきます。
これも視聴位置によって印象が変わります。
高域が伸びていないように感じる楽器もあって、いろいろな表情をもつスピーカーです。
音源のせいかなあ、ホントに分からない…。
部屋とのマッチングも悪いという可能性も高いですね。

今回は実力がうまく出なかったようですが、塩ビ管加工の可能性を示した秀作でした。

集まれ塩ビ管スピーカー2014その1

今年もやってまいりました、集まれ塩ビ管スピーカー2014オフ会です。
今年はわたしのエントリーはなしですが、またいろいろなスピーカーが見られるのでルンルンで会場へ突入です。
恒例の横浜ラ・ポールです。

主催のたてちゅうさん、なーおさん、他の方々には感謝感謝です。

たてちゅう1 001


トップはたてちゅうさん「KOALIEN2」です。
ステレオ誌の5cmスキャンピークユニットでみごと本戦出場の作品です。

やや、つや消しの黒い機体が精悍な印象です。
詳しい構造が分かりませんがマルチバスレフで、ダクトは背部に底部に1本ずつあります。

さて発表開始です。
一聴して、中域のクセが少ないなと感じました。荒れたりきついところがありません。
ややハイ上がりなのか華やかな印象ですが、不思議と落ち着いた感じもします。
この5cmユニットを聴くのは初めてなのですが、8cmと似たキャラクターを感じます。

口笛の倍音がうまく再生できているようで残響がリアルで美しいです。
ハーモニカもいい感じで中高域の楽器の分離も良好です。
ベースラインもはっきり聴こえますが、低域の伸びはそれ程ではないようです。
量感と締まりのバランスがよく、ダクトチューニングが絶妙です。

鈴の音はきれいに聴こえましたが、シンバルは透明感が今ひとつでユニットの限界かもしれません。

音像はスピーカー位置に横に並びます。
これは私の視聴位置が悪いのかもしれませんが、中央低位は甘い感じがしました。

圧倒的なワイドレンジというスピーカーではありませんが、
すべてにウェルバランスのいいスピーカーでした。

さよならPL-70LⅡ

pl-70l2 001_NEW

永らくしまいこんでいた思い出の品にさよならです。

パイオニア PL-70LⅡです。
ローズウッドのボディの上品なデザインが好きでした。
オイルダンプされたトーンアームが大きな特徴のアナログプレーヤーです。

自分で追加したブチルゴムなどを丁寧に除去してから、
オーディオ中古ショップへ持ち込みました。

査定低下の要因がいくつかあったようです。
まず、カウンターウェイトを固定しているシャフト先端が下がっています。
あちゃーっ、仕舞うときにウェイト位置をゼロにしておくべきだったのかも…。

それからターンテーブルのゴムシートのべたつきも査定マイナスみたいです。
でもべたついてるのって裏だけなんですけど…。

さらに不可解なのがアームがストレートだということ。
オプション品だとのお店側の説明でしたが、PL-70LのⅡ型はストレートが標準だったような気が…。

反論むなしく査定額4千円となりました。

ボディもアクリルカバーもつやつやできれいなんだけどなあ。
さよならPL-70LⅡ。ああ、わが青春。
これで聴いたビリー・ジョエルは本当にいい音でした。


マイブーム

SANY1108.jpg


スピーカーを内側に向けて寝っ転がって聴いています。
ヘッドホンにすればというアドバイスはスルー!
スピーカーが好きなんです。

青りんご

青りんご

職場の同僚がモノ自慢にやってきました。

うやうやしく宝石箱みたいな黒箱を開けると中からずっしり重いリンゴ?
おお、これはっ!

ビートルズの全曲USB!
職場だったので音は出せませんでしたが、あれはいいものだ。

ステレオ誌コンテスト番外

賞外

賞外なのですが、過去2回上位入賞の鈴木清一郎さん「1WAY オールホーンスピーカー」
塗装もピカピカのすばらしい仕上げです。

またもやレギュレーションギリギリサイズと思われる巨大ホーンスピーカーです。
一言で言うと「低音大王」
1ユニットながら低音音圧が一番高く感じられた作品です。
全体的には歯切れが悪い雰囲気もやや感じますが、とにかく低音の厚さはトップレベルです。
フロントホーンの影響か高域の伸びは抑えられている感じですが、ボーカルにホーン臭さはありません。

とにかくこの巨大なバックロードホーンをしっかり駆動していることに驚きました。
入賞しないことにも驚きました。

ステレオ誌コンテスト7

グランプリ

グランプリです。
鈴木伸幸さん「heptagon」

今回の入賞作品の全てはデモの後半組です。
まさか、前半作品のアレやコレが入賞しないということに驚きました。

説明を受けてやっと7角形ということに気づきました。
イラストがゆがんでしまってますが、実物は正7角形です。
容積は7.7リットル。

音出しです。
音場感が良く広がりを感じます。
中域は荒っぽさもありますが、それが華やかさにつながっています。
全体的には明るい音で、一つ一つの音が良く聞き取れる高分解能です。

シンフォニーは遠くで鳴っているようなフィーリングがリアルです。
でもまあ、全体的には特長がないかなあなどと思っていました。

ところが、オーケストラの小太鼓のパンッという音の立ち上がりが抜群で、
本当にその場で鳴っているように聞こえました。
この中高域の立ち上がりに勝るのは他には加藤剛さんの「GAMATAMA-MULTI」だけでした。
内部構造が分からないのですが高剛性を誇るエンクロージャーが効いているのでしょう。

誰にでも出来るやり方で丁寧な作業がすばらしいという講評でした。
これ、誰にでもできないよ…。

ステレオ誌コンテスト6

第2位

第2位は河野雅幸さん「K-71 Aigis」。

あれっ、これって見たことあるなあ。
ステレオ誌2005年7月号「工作人間大集合!!」に確かそっくりなのがありました。
でも色が違うかな?
オメガの岩田さんに伺うと大きさが違うとのことでした。
失礼いたしました。

実際、内部構造も全く違っていて、工作人間の方はバックロードですが今回はTQWTです。
いつもながらフィニッシュレベルに脱帽です。
シート張り仕上げなのですが、とにかくきれーい。
本体を傾けている後ろのつっぱりもきれーい。

音出しです。
ボーカルはスキャンピークらしい華やかさがあり、やや上向きなのが効いているのか少しキツく感じます。
中域はメリハリがあって教会コーラスが前面に出ます。
中低音は量感重視でおっとりした感じでしょうか。
少しボン付くようなキレの悪さも感じます。

どうも、この会場との相性が悪い雰囲気です。
もうちょっと条件のいいところで聴きたかった作品でした。




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